真・役に立たない駄話

バイアグラを人間以外に試したら?

 インポテンツの治療薬として、すっかり名前が知れ渡った「バイアグラ」。

 1999年3月から、日本でも販売されている。

 このバイアグラ、人間以外に試したらどうなるのだろうか?

 こんなバカなことを真剣に実験した博士がいた。イスラエルの植物生理学者
レシェム教授が、バイアグラを2〜3ミリグラム溶かした水に、バラを浸すと
いう実験を行なったところ、バラの花がしおれにくくなり、寿命がのびること
がわかったという。

 バイアグラの主成分のクエン酸シルデナフィルには、微量でも酵素の反応を
阻害する働きがあり、これが、植物の成熟や落葉を促す植物ホルモン「エチレ
ン」の生成を阻害するため、花がしおれにくくなるらしい。

 では、人間の男性は何でああいうことになるのだろう?

 男性のペニスは、一酸化窒素の命令でグアニル酸シクラーゼという酵素が働
き、サイクリックグアノシン一リン酸(cGMP)という物質が合成され、こ
れが最終的に平滑筋を弛緩させて勃起させる。そして、ホスホジエステラーゼ
5型(PDE5)という酵素の働きで、cGMPが分解されて勃起が終わる。

 バイアグラは、このPDE5の働きを抑えて、勃起にいたらずに終わってし
まう人の勃起を実現するわけだ。

 けっして性欲増進剤ではなく、またニトログリセリンなどの硝酸系の薬と併
用すると危険な薬だ。

 植物と人間とでは、バイアグラは、まったく別の酵素の働きを阻害している
のだが、その効き目が、偶然、どちらも「回春」作用といえるところが面白い
といえる・・・

大学ノートを使うのは東大生だけ?

 最近の大学生も「大学ノート」を使っているのだろうか?

 実は、本来は大学ノートを使えるのは東大生だけだということをご存知だろ
うか?

 大学ノートが誕生したのは1884年のこと。日本初の帝国大学として東京
大学が誕生してから数年、経過したころだ。本郷の赤門の前にあった洋書店の
主人が、学生たちの「罫線入りのノートがあれば便利なのに・・・」という声
に応えて、舶来の罫線入りの紙を仕入れて、ノートを作って売り出したのがは
じめだった。

 当時は、このノートを携えている=東大生の証だった。また、当時大学とい
えば東京大学のことを指していた。そうしたことから、誰いうともなく、この
ノートを「大学ノート」と言うようになったわけだ。

 まあ、今は「大学ノート」にそんなステイタスはなくなってしまったようだ・・・

近頃の山菜は、山では採れないのか?

 ほろりとした苦味が持ち味の「たらの芽」や「ふきのとう」などの山菜。春
の訪れを告げる野菜として人気があるが、じつはこれらの多くは、山で採れた
ものではないという。最近、山菜が採れるのは、もっぱら温度管理されたハウ
スの中だ。

 ハウス栽培の山菜は、苗床に穂木を植えてから、40日ほどの短期間で栽培
し、出荷されている。だから、ハウスものは、4月下旬から出回る天然ものよ
り、1ヶ月ほど早く店頭に並ぶことになる。

 そのうえ、ハウスものは、短い期間で栽培されているので、天然ものよりも
えぐ味が少なく、色もいい。苦味やアクが苦手な人には、天然ものよりも、む
しろハウス物のほうが好評のようだ・・・

公衆電話で100円玉を使ってもお釣りが出ない理由?

 携帯電話の普及で滅多に使うことはなくなったとはいえ、病院内や電波の届
かない場所ではやっぱり公衆電話が頼もしい。ところが公衆電話を使わなくな
って久しいのでテレホンカードは持っていないし、あいにく10円玉もない。

 しかたなく100円玉でかけてしまったが、たった1分ほどの通話でお釣り
の出ないのを忘れていた・・・久々にこんな腹立ちを覚えた人への「なぜだ」
にお答えしましょう。

 単純に、小さな電話機の中ではおつりを出すシステムを機械化できないから
だ・・・入ってきた100円玉だけ保管し、10円玉はためておつりに回すよ
うにすると、現在の技術では、それと同じことをこなしている街角のジュース
販売機とまでは言わないが、かなりの大きさの電話機になるようだ・・・

 それに、電話料金は深夜や休日の割引もあり、その複雑なシステムまで記憶
させて組み込もうとすれば、いかに極小のICチップを用いたにしてもどんな
サイズになるか見当もつかないらしい。それでNTTは最初から新機種開発を
放棄しているようだ・・・

セロハンテープの幅を決めたのはアメリカ?

 セロハンテープは、1920年代、アメリカで開発され、車の塗装のさいの
マスキングに用いられていたものだった。日本には終戦後に進駐軍が持ち込ん
だ。最初は、検閲で開けた手紙に封をするのに用いられていた。

 しかし、本国から運んでいては時間もお金もかかる。そこでGHQは、バン
ソウコウで実績のあったニチバンに製造を依頼した。そこで出来たのが、「セ
ロテープ」だった。耳によくなじんでいるこの名はニチバンの登録商標だ。

 現在、「セロテープ」には、幅12ミリ、18ミリ、24ミリの3タイプが
あるが、これはGHQが当時注文した規格の名残。ただし、向こうの指示はイ
ンチ単位。これを日本側が1/2インチ=12ミリ、3/4インチ=18ミリ、
1インチ=24ミリといった具合に、大雑把に“解釈”し、それが今に至るま
で定着しているようだ・・・