身体に関する雑学集 (4) - 真・役に立たない駄話

エクボは、どうしてできるのか?

 エクボは「笑窪」と漢字で書くように、「笑った時にできる頬の窪み」である。

 動物界で笑うのは人間だけなので、人間にしかない現象なのだが、なぜエクボがで
きるのか?

 これは顔にはさまざまな筋肉があり、とくに口や頬の筋肉が複雑だからである。こ
うした筋肉は、笑うと緊張したり収縮したりするが、その結果、皮膚のある一点がへ
こむとエクボになる。

 女性や子供など、ポッチャリ型で皮膚が柔らかい人にエクボができやすいのは、皮
膚が筋肉によってさまざまに引っ張られるからである。

大事故が起きやすい"魔の時間帯"とは?

 大事故といわれるものは、人間のちょっとしたミスでおきてしまうことが多いものだ。
そうした人為的ミスによる事故には、"魔の時間帯"があるといわれている。というも
の、こうしたミスは、人間の生活リズムが狂うことによって、特定の時間帯に起きや
すいからである。

 たとえば、原子力発電所など24時間体制の管理が必要な施設の場合、その職場で
は交代勤務が普通だ。一般に、1日を8時間ずつ3回に分け、交代でその時間帯を担
当するわけだが、こうした不規則な生活を強いられるうえに、サーガディアン・リズ
ムという、人間の生理的時間に狂いが生じてしまうのだ。

 サーカディアン・リズムの狂いは、さまざまな身体的機能の低下をもたらす。

 スリーマイル島の原発事故が起きた午前4時という時刻は、じつは、その身体的機
能がもっとも低下する時間帯だった。

人待ちでいらいらする心理学的理由とは?

 面白い映画を見ていると、時間のたつのは早いのに、つまらない映画は長く感じる。

 このように、我々は、同じ時間でも早く感じたり長く感じたりするが、このような
「心理的時間」は、次の条件によって決まることがわかっている。

 まずは、「刺激の効果」。これは、一定の時間内に受ける刺激が、まとまりを持っ
ているほど、その時間は長く感じられるというもの。

 また、作業をする場合は、面白くて複雑であるほど、時間が短く感じられる。

 3つめは、関心や興味の有無。

 そして、4つめが、その時間に記憶されるものが多ければ多いほど、長く感じられ
るというもの。

 こうしてみれば、人を待つ時間が長く感じられるのも当然だろう。人を待つという
のは、それ事態が目的ではなく、何の興味も関心も無い。

 にもかかわらず、まっているあいだには、記憶したくもない様々な刺激が飛び込ん
でくるというわけ。