身体に関する雑学集 (2) - 真・役に立たない駄話

虫歯がない人は・・・

 初対面の人と話すなら、さりげなく虫歯の話題に持っていこう。そしてその
人が、「歯が丈夫で、虫歯が一本もない」といえば、警戒したほうがいいかも
しれない。

 危ない人である可能性が強い。どうも、虫歯に困っている人に、善人が多い
ようだ。

 たとえば、非行青少年の歯について調べた結果がある。それによると、一般
の人に比べ、虫歯が少ない。


 罹患率は3分の1ほどだった。しかも、歯並びの悪い人が多いという。とり
わけ、重い罪を犯した人には、親知らずが4本とも発達している人が多かった。

 これは日本だけのデータではない。イタリアでも、人類学者のロンブロンに
よると、犯罪者の歯は上あごの2本の門歯が以上に大きく、その隣の側切歯が
小さいか欠けている。加えて、糸切り歯も多き人が多いと説明している。

 ただし、女性で前歯の2本が大きい人は、犯罪より、教育ママや社交的な女
性に多いという。さらに、上唇が、下唇よりも厚い女性は初潮が早く、歯ぐき
を見せて笑う女性は、警戒心に欠け、ムードに弱い浮気型とも言う。

 口は、目よりも物を言うのか・・・

心臓ガンってないの?

 昭和56年以降、日本人の死亡原因のトップはガン。胃ガンに肺ガン、女性
の場合は乳ガンも増加しているようだが、なぜか心臓ガンは聞いたことがない。

 心臓はガンにはならないのだろうか?

 正確にいうと、心臓ガンは存在する。ただ、ごくごくまれにしかならない。

 では、なぜ心臓だけがガンにかからずにすんでいるのだろうか?

 理由は2つ。1つは、心臓の細胞が特殊なため。心臓の細胞は脳と同じよう
に、増殖することがない。心筋梗塞で心臓の細胞の一部が壊死するケースはあ
るが、その場合も他の器官とは異なって、新しい細胞に入れ替わることはない
というわけだ。

 ガンは細胞の異常増殖の病気なので、心臓の細胞はガンにならないというわ
けだ。

 脳には脳腫瘍というガンが発生するが、あれは細胞の結合組織に出来るガン
で、神経細胞自体に出来たわけではないので、心臓には当てはまらない。

 もう1つの理由は、心臓が高温のためだ。心臓の重量は体重の0.5%しか
ないが、体全体で作られる熱のうち10%以上を心臓が作り出していて、常に
40度近くの高温になっている。

 ガンの治療方法のひとつに温熱治療というものがある。これはガンが熱にと
ても弱い性質を利用した治療方法で、体温を40度近くに保ち、ガン細胞を殺
してしまうという方法。

 つまり、もし心臓にガンが出来たとしても、40度という高温に耐え切れず、
ガン細胞は死滅してしまうというわけ。

 心臓と同様に、脾臓も他の臓器と比べて高温のため、ガンにかかりにくいと
いわれている・・・

味覚が鈍くなったら何を食べればいいのか?

 最近、味覚が鈍くなったと訴える人が急増している。

 なかには「何を食べても味がしない」という重症の人もいるようだ。

 このような症状を「味覚障害」という。味覚障害の原因としてあげられてい
るのは、偏食(インスタント食品やスナック菓子の過剰摂取)、過激なダイエ
ット、そして薬の服用など、その中でも特に最近注目されているのが偏食だ。

 味を感じるのは主に舌にある“みらい”と言う組織。このみらいの寿命は2
週間ほどで、次々に新しいものに生まれ変わっていく。

 このみらいを作るのに重要な働きをするのが亜鉛だが、インスタント食品や
スナック菓子に多く含まれているリン酸塩が亜鉛を体外に排出してしまう働き
がある。

 その結果、亜鉛が不足してみらいを作ることが出来なくなり、味覚障害を引
き起こしてしまうというわけ。

 亜鉛の推奨摂取量は1日当たり15ミリグラム。しかし、日本人の平均摂取
量は10ミリグラム以下となっている。

 だからといってサプリメントに頼るのも考えもの。

 実は、亜鉛の過剰摂取は急性中毒をひき起こすケースもあるからだ。

 もし自分の味覚が少し変だなと感じたら、牡蠣、アーモンド、チーズ、納豆
など、亜鉛を多く含む食品を食べるように心がけよう・・・