植物に関する雑学集 - 真・役に立たない駄話

バイアグラを人間以外に試したら?

 インポテンツの治療薬として、すっかり名前が知れ渡った「バイアグラ」。

 1999年3月から、日本でも販売されている。

 このバイアグラ、人間以外に試したらどうなるのだろうか?

 こんなバカなことを真剣に実験した博士がいた。イスラエルの植物生理学者
レシェム教授が、バイアグラを2〜3ミリグラム溶かした水に、バラを浸すと
いう実験を行なったところ、バラの花がしおれにくくなり、寿命がのびること
がわかったという。

 バイアグラの主成分のクエン酸シルデナフィルには、微量でも酵素の反応を
阻害する働きがあり、これが、植物の成熟や落葉を促す植物ホルモン「エチレ
ン」の生成を阻害するため、花がしおれにくくなるらしい。

 では、人間の男性は何でああいうことになるのだろう?

 男性のペニスは、一酸化窒素の命令でグアニル酸シクラーゼという酵素が働
き、サイクリックグアノシン一リン酸(cGMP)という物質が合成され、こ
れが最終的に平滑筋を弛緩させて勃起させる。そして、ホスホジエステラーゼ
5型(PDE5)という酵素の働きで、cGMPが分解されて勃起が終わる。

 バイアグラは、このPDE5の働きを抑えて、勃起にいたらずに終わってし
まう人の勃起を実現するわけだ。

 けっして性欲増進剤ではなく、またニトログリセリンなどの硝酸系の薬と併
用すると危険な薬だ。

 植物と人間とでは、バイアグラは、まったく別の酵素の働きを阻害している
のだが、その効き目が、偶然、どちらも「回春」作用といえるところが面白い
といえる・・・

人間が生きていくために必要な植物はどれくらい?

 アマゾンの熱帯雨林が破壊されるなど、酸素の供給源である植物が確実に減ってい
る。人間が生きていくためには、この植物の出す酸素が必要不可欠だが、そのために
は、どれだけの植物が必要なのか。

 成人男子の場合、1日に必要な酸素の量は、およそ836gといわれている。この
836gの酸素を得るには、独立行政法人航空宇宙技術研究所の小口美津男主任の研
究によると、およそ40平方メートルの稲が必要だという。畳に換算すれば、およそ
25畳分である。

 あるいは、レタス類だと70〜80玉必要になるという。

 人間が酸素を吸って生きていくためには、かくもたくさんの植物が必要なんだねえ。

タケノコと竹の境目はどこ?

 タケノコは一言で言えば竹の芽である。地上に芽を出してから一ヶ月もたつと、茎
となり、硬くなって食べられなくなる。

 食べられるかどうかは、地上30センチが一つの境目。

 それ以上の大きさになると、もはやタケノコではなく、小さな竹ということになる。