世界の物の雑学集 (3) - 真・役に立たない駄話

即刻取り壊される予定だったエッフェル塔

 現代では、パリの象徴となっているといっても過言ではないエッフェル塔。

 だが、1889年、パリ万国博覧会のために建造されたころは、鉄骨むき出しの姿
はパリの風景に似合わないとして諸説粉々だった。

 当事、「パリの美しい風景を見るには、エッフェル塔の上が一番」といわれたのも、
その心は「エッフェル塔を見ないですむから」という皮肉な言葉だった。おまけに、
万国閉幕後、エッフェル塔は直ちに取り壊される予定だった。

 そのエッフェル塔の命を救ったのは軍隊だった。軍事通信用にエッフェル塔を使う
ことになって、からくも生き残ったのだ。

 今では、優雅な姿に見えるエッフェル塔だが、毀誉褒貶にさらされた100年だっ
たようだ。

「メンソレータム」の看護婦姿の少女の正体?

 メンソレータムのフタには、看護婦姿の女の子が描かれている。その名も「リトル
ナース」。1932年から登場しているキャラクターだ。

 モデルは映画『私のテムプル』などに出演した、当時の人気子役のシャーリー・テ
ンプル。アメリカではポスターとして起用されたが、日本ではそれが缶のフタにも使
われるようになった。

 メンソレータム自体は世界135カ国で発売されているが、彼女がメンソレータム
のフタに描かれているのは、なぜか日本と台湾だけなのだ。

 かわいいキャラクターだから、リトルナースの描かれた日本製のメンソレータムは
外国へのお土産にもいいかもしれない。

飛行機とパラシュート。どっちが先にできたの?

 パラシュートといえば、飛行機から飛び降りるときに使う道具。飛行機が誕生した
後に発明された道具だと思いがちだがじつはそうではない。

 ライト兄弟が飛行機を発明したのは1903年だが、パラシュートはそれより10
0年以上古い1793年に生まれている。

 フランス人のJ・P・ブランシャールが気球から飛び降りるときに使ったのが最初
で、その4年後に実用化された。

 ちなみに、パラシュートの原形を考えたのは、巨匠レオナルド・ダビンチ。アイデ
アだけなら、さらに400年以上古くからあったというわけだ。