自然や気象に関する雑学集 (3) - 真・役に立たない駄話

「晴れ、ときどき雨」なら、何時間?

 天気予報を聞いていると、けっこう頭を悩ませる表現が少なくない。

 「晴れ、ときどき雨」などというのはその典型だが、この「ときどき」とはどれぐ
らいの時間なのか?

 天気予報で「ときどき」というのは、予報する期間の1/2未満、1/4以上をさ
している。だから、その日1日を予報しているなら、「晴れ、ときどき雨」は12時
間未満、6時間以上を指すことになる。

 同じく、よく使われる表現に「一時雨」というのもあるが、この「一時」とは予報
する期間の1/4未満を指す。1日を予報している場合、雨が降るのは6時間未満と
いうわけだ。

地面に耳を当てると本当に足音が聞こえるのか?

 ふだんは、耳に届く音は空気が伝えている。しかし、音を伝える物質は、土でも水
でも金属でもかまわない。昔の忍者のように、地面に耳を当てると、足音が響いてく
るのは本当のことだ。

 さらに、空気中を伝わる音の速さ(摂氏0度の時)は毎秒330mだが、土(粘土
質)では毎秒1660mも伝わってくる。土が伝える音の速度は、空気中の5倍以上
の速さなのである。

 この土に耳を当てる方法、日本の忍者だけでなく、アメリカ先住民の間でも、よく
しられた方法だったと言われている。

地球最後の1日は44時間になる!?

 地球が一回自転するのにかかる時間は、約24時間である。これを元に1日の長さ
が決められているわけですが、大昔からそうだったわけではない。

 地球誕生のころは、地球は一周5時間程度で自転していた。つまり、当時は一日が
5時間くらいしかなかったのだ。

 この点からもわかるように、この46億年あまりの間に、地球の自転速度は次第に
遅くなってきていると想像できる。その最大の原因は、月の引力だといわれている。

 これによって引き起こされる潮の満引で、海水と海底の間に摩擦が生まれる。地球
の回転に年々ブレーキがかかっている。このブレーキによって自転速度が落ちるのは、
10万年に1秒程度。

 つまり、地球の寿命をあと50億年とすると、このままのペースでいくと地球の最
後の日は一日44時間くらいだと推定されています。