動物に関する雑学集 (3) - 真・役に立たない駄話

いまどき、動物の格闘シーンは、どうやって撮影するの?

 最近のアメリカ映画からは、人間と動物の格闘シーン、また動物どうしが戦うシー
ンがずいぶん減ってきている。理由は簡単。動物愛護協会の厳しい目が光っているか
らだ。

 アメリカでは、動物が使われるシーンでは、動物愛護協会の人たちが撮影に立ち会
っている。撮影側としては、その立会いを拒否してもいいのだが、すると機関紙など
で叩かれたうえ、最悪の場合は上映禁止運動まで行われることさえある。

 実際に撮影は、次のような要領で行われている。まず、動物どうしの格闘シーンは
ほんの数秒絡み合わせるだけで、それを何台ものカメラで撮影し、そのフィルムをつ
ないで長い格闘シーンを作っていくのだ。

 一方、人間と動物の格闘シーンでは、人形かぬいぐるみが使われる。

 もちろん、動物の死体を撮影するときでも、実際に殺すわけにはいかない。ほとん
どは人形が使われている。

 日本では過去において、犬、猫、狐などの動物モノを比較的気楽に作ってきたが、
最近はやや監視の目が厳しくなってきているようだ。

11年ぶりに帰ってきた伝書バトがいる?

 ひところ、伝書バトの飼育が流行したことがある。しかし、いつのまにか、ハトを
飼う人はいなくなり、最近ではハトというと、糞公害の元凶という悪役に成ってしま
った感がある。

 かつては、人間様の命令を聞き空を舞い、飼い主を喜ばせた鳥なのだが…

 ところで、栄光の伝書バトが気づいた歴史の中で、11年ぶりの飼い主の元へ戻っ
た言う話がある。

 少々ミステリアスな話だが、そのハトが空に放たれたのは1953年6月のこと。

 英国ウェールズ地方の愛好家が、いつものトレーニングとしてハトを離したのが事
の発端。

 いつもなら、その日の夕方には巣に戻るはずなのだが、この日に限ってハトは戻っ
てこなかった。翌日も、翌々日も姿を見せず、事故に遭ったかそれとも行方不明かと、
飼い主はあきらめるしかなかった。

 しかし、それから11年後、まさしくあの日、空にはなったハトが帰ってきた。た
だし、ハトは自力で帰ってきたのではなかった。郵送されて帰ってきたという。当然、
死骸で。

 差出地はブラジルで、差出人の名はなかった。いったい、どういう経路で、このよ
うな11年ぶりの帰還になったのか?誰が何のために?どうしてブラジルから?全て
がいまだに謎だ。

夜行性の虫って徹夜しているのか?

 仕事中はぐったりしているのに、5時のチャイムが鳴ると、とたんに元気になる人
っていますよねえ。単に仕事が嫌いなだけなのか。あるいは体質的に夜型なのだろうか。

 「俺は夜型だ」という人がよくいますが、元々人間は、夜は眠るように出来ている、
夜勤の職業の人で、夜働くことになれている人でも、どうしても、夜のほうが昼間よ
り活動力は低下してしまう。

 では、虫はどうだろう。夏の夜、電灯を見上げると、無数の虫が群がっている。昼
間は見かけないのに、夜になると現れるこれら夜行性の虫は、徹夜して飛び回ってい
るのだろうか。

 もちろん、そんなことはない。昼間は物陰や地中に隠れている虫たちは、夕方から
活動を開始、夜の10時頃まで動き回るが、それを過ぎると数が減る。またどこかで
休んでいるのだ。

 そして、午前2時ごろになると、再び現れるものも入るのだが、その数は10時前
の比ではない。

 徹夜マージャンができるほどの体力は、どうやら虫たちは持っていないようだ。人
間の方がよっぽどタフってこと?