身の回りの雑学集 (5) - 真・役に立たない駄話

交通事故にあったときにやる3つのこと?

 「たいしたことなくてよかった」と思えるような車の事故ほど、現場で必ず
実行するべきオキテがある。とくに、自分が被害を受けたという場合、このオ
キテを守らないと、後で泣きを見ることになりかねない。

 まず、免許証で相手の身元を確認する。事故にあった場所と日時をメモ。す
ぐに警察を呼ぶの3つだ。

 免許証を見せてもらうときには、名前と住所、車のナンバーも控えておく。
中には名刺を渡そうとする者もいるかもしれないが、その名刺が本人の者とは
限らないので、免許証でよく確認しておくこと。

 場所や日時を忘れてしまうと、事故証明書が出なくなる。保険の関係で問題
が出てくるので、必ずメモしておこう。

 そしてすぐに警察を呼んで、早めに第三者に介入してもらうこと。「急いで
いるので何かあったら連絡してください」とか言って、あとでシラを決め込む
不届き者もいるからだ。

 ちなみに、現場を離れたら、その日のうちに病院にいって、事故にあったこ
とを伝えてきちんと検査してもらった方がいい。「大丈夫そうだから」などと
ほっておくと、数日後に容態が急変なんていうことはよくあることだ。

新聞の読者投稿に採用されるには?

 たかが読者投稿と侮ってはいけない。新聞の投稿欄に掲載されれば、自分の
ミニエッセイが数百万人の人に読まれることになる。社内報やPTAの会報と
はわけが違う。

 小スペースにおける競争率はきわめて高く、しかも、この世には“投稿魔”
と呼ばれる常連もいるので、採用はかなりの狭き門だ。

 さて、その狭き門を通るには、いくつかのコツがあるようだ。新聞投稿欄の
担当者がそっと教える採用のコツを紹介しよう。

 まず、強いのが旬のネタ。たとえば、ワールドカップや大地震による災害な
ど、そのときの話題のテーマを狙うと、グンとポイントが上がる。ただし、プ
ロっぽい分析はNG。分析よりは、いかにも素人らしいエモーショナル(感情
的)な文章が好まれる。仮に、北朝鮮の拉致問題について書くとすると、「隠
された真実の追究」よりも「家族の絆への実感」のほうが、ベターなわけだ。

 ところが、そういう重いテーマの投稿が続きすぎると、担当者は軽い話題の
息抜きを求めるようになる。したがって、大事件が起こっているときほど、花
や動物などのなごみ系の話というのも有効のようだ。

 さらに、独断、偏見、差別用語の連発、誤字脱字だらけというのは問題外。
だが、文章の稚拙さ自体は、あまり気にする必要は無いようだ。そこにみずみ
ずしい感想が語られていれば、担当者が適切な文章に書きなおしてくれる。投
稿欄の担当者には、「素人っぽい文章」を偽造するくらいの技量はある。

 まあ、手品のタネをばらしてしまった感もあるが、投稿覧の記事には、かな
り担当者の“見えざる手”が入っている。旬の話題が少ないときは、プロのラ
イターに“サクラ投稿”を依頼したり、投稿の常連に面白いネタを特注したり、
担当者自らが書いたり、だからといって、これをインチキと思ってはいけない。

 要は、コツを押さえて担当者泣かせの投稿記事を書けばいいわけだから。

電車の乗り継ぎ切符の運賃は、どうやって分配される?

 毎日の通勤に使う定期で、何も考えずに改札を出たり入ったり・・・私鉄か
ら地下鉄に乗り入れ、最後はJRでといった通勤を疑問も抱かずに繰り返して
いるが、休日に外出してみると以外に不便なことに気づく。

 とりあえず私鉄の切符を買い、地下鉄駅で降りるので清算して、JRはまた
別の券売機に・・・面倒だ。それを解消してくれる乗り継ぎ切符の販売機もあ
るが、それを買えば、料金はどうやって分配しているのかと改めて考えてしま
う。

 JRや私鉄との乗り継ぎの最も多い東京の営団地下鉄では、提携している2
社との間で、月に1度の清算が行われている。そこで力を発揮するのはスーパ
ーコンピューター。

 乗り継ぎの切符が直接買える券売機にはそれぞれカウンターがついていて、
どの切符がどれだけ売れたかの記録データがちゃんと残るようになっている。

 そこで券売機ごとに集計を行い、次に各駅ごとのトータルが出され、本社の
スーパーコンピューターですべて集計されるようになっている。ちゃんと私鉄
の取り分、営団の取り分が区別されてデータとなっているから、機械任せで問
題は無い。

 大変なのは、とりあえず買った切符を下車駅で精算した分。切符を買った駅
に残った記録は、実際の下車駅とは別のものなので、どうしても差額が出てし
まう。その修正は、営団と提携12社との間で、過不足の実態割合調査を1年
に1回1週間だけ実施し、その調査結果に基づいてはじき出されたパーセンテ
ージによって分配されることになっている。

 つまり、この1週間のパーセンテージ分をもとに、その後の1年間は同じ比
率での分配が続くのだから、調査機関の1週間の切符チェックは慎重だ。大体
24万枚になるというが、そのすべてが駅員による手作業だという。結局最後
の締めをするのはコンピューターではなく人間ということか・・・