ルールに関する雑学集 (3) - 真・役に立たない駄話

候補者の得票数が同数だった場合はどうなる?

 選挙ではいうまでもなく、得票の多い方から順番に当選者を決めていく。

 でも、開票してみたら、最後の一議席を争う2人の立候補者の得票数がまっ
たく同じだった・・・という状況もありえる。

 そんなときは、なんとくじ引きで当選者が決まることになる。


 これは、公職選挙法第10章第95条の2にちゃんと明記されていて、くじ
を引くのは立候補者ではなく、その選挙区の選挙長の役目と決められている・
・・

 さすがにこんな例は一度もないだろうと思うかもしれないが、最近では20
05年の9月、大阪府豊能町の町議選で起こった。

 票の再点検で最下位当選者と次点者の得票数が一致し、最後の議席をめぐる
くじが執り行われることになった。

 そのくじは、1から20までの数字を書いたくじの中から、大きい数字を引
いた方が当選となった・・・

日曜日がカレンダーの最初に来る理由?

 1週間という考え方は、紀元前3000年ごろ、西アジアの古代バビロニア
で誕生したといわれている。
彼らは太陽を含む7つの星が時間を支配すると考えた。それが月、火星、水星、
木星、金星、土星、そして太陽(日)だった。

 ちなみに当時の1週間の始まりは土曜日だった。

 ところが、その後ヘブライ人たちが土曜日を最後の週に置き換え、日曜日を
週の始まりとした。旧約聖書を読んでも週の始まりは日曜日になっている。こ
のことが西洋の国々に広まり、日曜日から始まるカレンダーが作られたという
わけだ。

 日本は旧暦を使用していたが、明治5年に太陽暦に変更された。そして、そ
の4年後、太政官布告で官庁の休みが土曜の午後と日曜に決まった。これが土
日を週末と呼ぶようになった理由だ。

 つまり、週末という言葉は日本で考えられたもので、カレンダーはキリスト
教の影響を強く受けて出来たものだから、かみ合わないのは当たり前だ。

 ちなみに、国によってはカレンダーが月曜日から始まるところもある。たと
えばフランス。しかし、お隣のドイツとイギリスは、日本と同じように日曜か
ら始まっている。

国道にはなぜ抜け番があるの?

 高速自動車国道、一般国道、都道府県道、市町村道という道路の種別は、1
952年の道路法で定められている。同じく道路法により、国道の番号も定め
られている。現在の国道の番号は、昭和27年に一級国道につけられた1〜4
1の番号と、昭和28年に二級国道につけられた101〜244の番号を基本
にしている。

 ところで、国道の番号には、一定の法則がある。たとえば、国道1号線から
58号線までは、東京を中心として日本の骨格を形成するように順番に番号が
つけられている。また、101号線以降の数字は北から南へ順番につけられて
いる。

 この法則により、国道に欠番が出来た部分もある。たとえば、59〜100
番までは、一級国道が58号線までしかなかったため欠番になっている。

 ほかにも、109号は108号の一部になったため欠番。110号は48号
に、111号は45号にそれぞれ吸収されたため欠番。そして、214号、2
15号、216号はまとめて57号になったため欠番になっている。

 ちなみに、以前も書いたが、もっとも短い国道は174号線で、国道2号線
と神戸港を結ぶわずか187メートル。逆に、もっとも長い国道は4号線で全
長742キロメートルとなっている。

 車が通れない国道も存在する。青森県と北海道を結ぶ国道279号線と28
0号線だ。なぜなら、青森県と北海道の間には道路がないからだ。だが、それ
でも海の上が国道として指定されている。

 さらにユニークな国道が、青森県の津軽半島を通る国道339号線。この国
道の一部は階段になっている。