言葉に関する雑学集 (3) - 真・役に立たない駄話

「ビックカメラ」はなぜビッグではないのか?

 テレビのCMでおなじみの「ビックカメラ」。

 でも、本当は「ビッグ(BIG)カメラ」が正しいのでは?と思っている人
もいるようだ。

 ちなみに辞書でも「BIC」という単語はない。正しくはロゴからもわかる
ように「ビック」だ。

 旧アメリカ領のオセアニア地方のスラングで、BIGに近い意味があるが、
ただ単に大きいだけでなく、「中身を伴った大きさ」という意味を持ち、GR
ATEに近いニュアンスも含んでいるようだ。

 創立者は、会社を立ち上げるとき、“BIG”よりもスケールが大きく、さ
らに輝く企業になりたいという理由で、「ビックカメラ」を社名にしたといわ
れている。

 新宿駅前を見る限りは、輝く企業になっているようだ。

学ランのランってなんのこと?

 学生服のことを学ランというが、学ランの「ラン」っていったい何のことだ
ろう?

 実はこの「ラン」はオランダのランを指している。

 江戸時代、日本にやってきたオランダ人の着ていた詰襟の服のことを、人々
はオランダ人の着ている服という意味から「ランダ」と呼んでいた。

 その後、江戸時代に入り学生が詰襟の制服を着るようになると、それを見た
周囲の人たちが「学生用のランダ」という意味で「学ラン」と呼んでいたとい
うわけだ。

 では、セーラー服が女子用の制服になったのはなぜだろうか?

 初めてセーラー服が登場したのは1857年のこと。英国海軍が下士官や水
兵の制服としたのが始まりといわれている。そして、日本海軍で採用されたの
は1872年。英国海軍に追随するように採用された。

 日本で女子学生の制服としてセーラー服を始めて採用したのは福岡女学院で、
1921年のことだった。父母や生徒の間から「和服では体操や運動の時に不
便で、お金がかかりすぎる」という不満の声が上がったため、当時校長だった
エリザベス・リーさんが、セーラー服を元にして女子の制服を考案した。

 その制服の評判がよかったため、またたく間日本中に広まったというわけ

どうして男色をオカマというの?

 実は、オカマという言葉は「テレビで使うにはあまり好ましくない言葉」と
されていた。

 しかし、おすぎとピーコの両氏が、テレビ、ラジオで言いまくったおかげで
有名無実化してしまった感があるようだ。

 ところで、なぜ男色のことをオカマというのだろうか?

 オカマはお釜のことかというと、これは違う。

 実は、オカマという言葉のルーツはサンスクリット語の「カーマ(愛)」に
あると言われている。

 サンスクリット語といえば、仏教に深く関係している言語。その尊い言葉か
ら、なぜオカマという言葉が生まれたのだろうか?

 僧侶は女性と交わることを禁じられていた。しかし、いかに仏に仕える身と
はいえ、欲求が高まることもあったことは想像できる。

 そんなとき、一部の僧侶たちは男性同士で欲求を処理したといわれている。

 このことから、男色のことをカーマと言っていて、その後時代が経過してオ
カマと言うようになったそうだ・・・