始まりに関する雑学集 (5) - 真・役に立たない駄話

NHK「のど自慢」の駄話(2)

 では、「のど自慢」の"合格""あと一息""不合格"の三パターンの鐘は、どうして生
まれたのか?

 実は番組が始まったばかりのころは、合格のときは司会者が参加者に「合格です」、
不合格のときは「結構です」と告げていた。

 ところが、今更ながら日本語は難しい。「結構です」を「(たいへん)結構です」
と誤解し、合格だと勘違いする人が続出したのである。

 そこで、鐘の登場となったわけだが、ちなみに、不合格の鐘一つは「ド」の音、
「あと一息」の鐘二つは「ド・レ」。合格の場合は、「ドシラソ・ドシラソ・ドミレ」
である。

電話の第一号機を自宅に取りつけた人は、誰と話をした?

 電話はかける相手があってこそ必要となるもの。かける先がなく、かかってくる、
可能性が無いとなれば、無用の長物でしかない。世界で最初に電話を取りつけた人は、
そういう状況だったのではなかろうか?

 グラハム・ベルが最初に電話の発売を開始したのは1877年のこと。この年の4
月4日、米国・ボストンの富豪チャールズ・ウィリアムズ宅に世界最初の電話が取り
付けられた。当時の電話は交換台を通して相手を呼び出すという方式だったが、困っ
たことにウィリアムズ氏が交換台を呼び出し、誰かにつないでもらおうとしても、つ
ながる相手がいなかった。

 当然である。電話のある家は、世界中を探しても、彼の家だけだったのだから。そ
こで彼は、すぐに自分のオフィスにも電話をひいたという。そうしなければ、せっか
くの電話を使うことが出来なかったのだ。

 ただし、それから3ヶ月後には、ボストンの電話加入数は800件にもなっていた
という。

時報についてじっくりと調べてみよう(1)

 「ただいまから、○時○分○秒をお知らせします……」

 117番をダイヤルすれば、正確な時刻を教えてくれる電話時報は、時計の時刻を
合わせる時などはまことに便利な代物である。さて、(有料だが)このサービス、い
つ、何処で生まれたのであろうか?

 時は1933年、フランスでの事。

 当時フランスのパリで、一般からの時刻の問い合わせに応じていたのは、パリ気象
台。しかし、現在ほど時計が普及していなかったせいか、毎日、ひっきりなしに問い
合わせの電話がかかってくる。所長のM・エスクランゴンは、これでは仕事にならな
いと頭を悩まし、ようやく開発されたのが、電話時報だった。

 さっそく、フランス逓信省は、彼のアイデアをとり入れ、ここに世界初の電話時報
が誕生したというわけ。