始まりに関する雑学集 (3) - 真・役に立たない駄話

降伏するときに、なぜ白旗をあげる?



 戦争で降伏のしるしとして白旗を上げるというのが、正式のルールに決まったのは、
1907年、オランダで開かれた国際平和会議での事。
 戦争が言葉の通じない国同士で行われるようになったため、一目で降伏とわかるサ
インが必要になったのだ。

 それ以前から白旗は使われていたが、その理由については、いくつかの説がある。

 まず、国旗の素材は本来白い布であり、各国が独自の色や模様に染め上げて、始め
て国旗になる。
 そこで、白旗を上げるのは、自分の領土を相手の色に染めてもかまわないという意
味になるからだという説。

 また、中世のヨーロッパでは、ホワイト・サンデーと呼ばれる教会の行事があり、
この日は、どんな戦争も教会の権威のもとに休戦になった。そこで、ホワイト=白が
休戦を意味するようになったという。

 第三には、負傷者が出たとき、白い包帯を振って、降伏したことがきっかけになっ
たとも言われている。

 いずれも確固たる根拠はないが、戦場ですぐ手に入るものといえば、白い布が一番
手っ取り早いだろう。いざとなれば、包帯でもパンツでも、振ればいい。これが青や
緑色なら、その布を探しているうちに、全滅ということにもなりかねない。

大学ノートを使うのは東大生だけ?

 最近の大学生も「大学ノート」を使っているのだろうか?

 実は、本来は大学ノートを使えるのは東大生だけだということをご存知だろ
うか?

 大学ノートが誕生したのは1884年のこと。日本初の帝国大学として東京
大学が誕生してから数年、経過したころだ。本郷の赤門の前にあった洋書店の
主人が、学生たちの「罫線入りのノートがあれば便利なのに・・・」という声
に応えて、舶来の罫線入りの紙を仕入れて、ノートを作って売り出したのがは
じめだった。

 当時は、このノートを携えている=東大生の証だった。また、当時大学とい
えば東京大学のことを指していた。そうしたことから、誰いうともなく、この
ノートを「大学ノート」と言うようになったわけだ。

 まあ、今は「大学ノート」にそんなステイタスはなくなってしまったようだ・・・

チップの元祖になった店は?

 外国旅行した時、わずらわしく思うものの一つに“チップ”がある。レスト
ラン、バー、ホテルなど、どこへ入ってもチップを必要とする。

 いったいこのチップの習慣はどこからきたのか。

 それは、イギリスの床屋に始まると言われている。

 その昔、西欧の床屋は医者も兼ねていて、整髪したりヒゲを剃ったりするほ
かに瀉血を行っていた。体内から血、悪い血を取る血抜きのことだが、この血
抜きに決まった料金はなくて、客(患者)は自分が出せるだけの金額を箱の中
に入れた。それがすなわち“チップ”の始まりだと言われている。

 一説には、その箱には「to insure promptness(迅速さを保証するために)」
と書かれていて、チップ(tip)はその頭文字をとったものと言われている。

 この方法はやがてほかの業種にも広まって、居酒屋や宿屋などでもチップの
箱を置くようになって、チップの習慣が定着していったというわけだ。