風邪を引いたときは風呂に入ってはいけないのか? - 真・役に立たない駄話

風邪を引いたときは風呂に入ってはいけないのか?



 今日は趣向を変えて、母と娘の会話形式でお送りします。

 この高校生の娘さん、風邪の治りかけにもかかわらず、お風呂に入っていたところ、母親が脱衣所のドアを開けて大声を出した。

 「あなた、風邪気味なんだから、お風呂なんて、とんでもない」

 「もう、熱は下がったわよ」

 「だめです。せっかく治りかけた風邪が、ぶり返しちゃうじゃないの」

 入浴は、風邪をこじらすばかり・・・日本人は、その教えを何代にもわたって受け継いできた。ところが、17歳の娘は、まったくあわてない。クールなまなざしを母親に投げて、こう言い返した。

 「そんなことを言うのは、日本人だけよ。欧米では、風邪ひきには、むしろ入浴がいいとされているんだから」

 じつは、風邪と入浴に関する知識をすでに取り入れているようだ。

 「そんなこといったって、ここは日本よ」

 娘は、余裕の笑みを浮かべてこう聞き返した。

 「だったら聞くけど、どうして、風邪をひいたら、お風呂に入っちゃいけないの?」

 「そりゃ、湯冷めをするからよ。それに、熱いお風呂は、体を疲れさせるでしょ」

 「お風呂から出たあとに暖かくすれば、湯冷めなんかしないし、ぬるいお風呂に入れば、体力も消耗しないわよ」

 「まあ!ああ言えば、こういう。だったら、お風呂は風邪にいいという根拠は何なの?」

 「お風呂に入れば、悪い汗を流せるし、水蒸気によって乾燥した喉や鼻にうるおいを持たせられるのよ。それに、ぬるめのお風呂に入ると、副交感神経が活発に働いて、心地よい眠りにつくこともできるし。そうするには、半身浴が最適。最近は、日本の医者にも、風邪には、ぬるめの風呂に半身浴がいいという医者が増えてきているのよ」

 この母親が納得するかどうかはさておき、娘の言い分は真実だ。
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