地下鉄銀座線には電車が止まらない駅がある? - 真・役に立たない駄話

地下鉄銀座線には電車が止まらない駅がある?

 東京の地下鉄銀座線には、1939年にわずか8ヶ月間だけ利用された幻の
駅がある。今でも駅はそのまま残されているので、虎ノ門から新橋に向かう途
中、注意してみると、レンガ色のタイルを確認することが出来る。

 そこが“幻の駅”になったのは、地下鉄の父と呼ばれた早川徳次と東急のド
ンだった五島慶太のいさかいが原因だった。

 まず、早川が経営する東京地下鉄道が新橋〜浅草間で営業をスタートした。
早川の思惑では、その後、新橋〜品川間を地下鉄で結ぶはずだった。

 ところが、五島の方は、その路線を延長して渋谷につなぐ計画を立てた。当
然、早川は五島の計画に猛然と抗議し、それによって五島が引き下がるものと
思っていた。

 しかし、五島は強引に工事を進めてしまって、渋谷〜新橋間の地下鉄を作っ
てしまった。

 怒り心頭の早川は、ふたつの新橋駅をつなぐことを許さず、五島側の地下鉄
の乗り入れをとうとうOKしなかった。その結果、同じ「新橋駅」というのに
壁にへだてられ、利用客らは乗り換えをしなければならないという不便を強い
られることになってしまった。

 そのひとつが現在幻の駅として残されているわけだ。
ここは記事下のフリースペースです
この記事へのコメント

コメントを書く

お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

ランキングバナー